壺齋散人の 美術批評 |
HOME | ブログ本館 | 東京を描く | 水彩画 | 日本の美術| プロフィール | 掲示板 |
アブラハムと聖三位一体:ロシア正教のイコン |
「創世記」には、アブラハムとサラの夫婦が三人の謎めいた人物を迎えるという記述になっているが、このイコンはその記述にもつづいている。アブラハムとサラが、三人の天使を食卓に座らせ、食事を供している様子を描いたものだ。 背景には修道院らしい建物と、山から突き出るようにして生えている木が描かれている。 周囲に配された図柄は、アブラハムをめぐる挿話をイメージ化したものだ。(板にテンペラ、137×110㎝) |
HOME | ロシア正教のイコン | 次へ |
作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2011-2019 このサイトは、作者のブログ「壺齋閑話」の一部を編集したものである |