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ブレーズ・サンドラール:モディリアーニの肖像画




ブレーズ・サンドラールはスイス生まれの詩人で、美術にも深い理解があった。モディリアーニとは1917年に知り合い、夫妻で交際するようになった。後に、モディリアーニを含めたベル・エポックの作家たちとの交流を、回顧録の形で出版している。

この絵は、他の絵のように輪郭線でフォルムを画するというやり方ではなく、明暗対比でモチーフを浮かび上がらせる方法を取っている。そのため、背景は極度に単純化している。

アーモンド形の眼を始め、顔のそれぞれの部品は、モディリアーニ独特の様式に従って配置されている。

(1918年、厚紙に油彩、61×50cm、個人蔵)





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