壺齋散人の 美術批評
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ゴッホの自画像:鑑賞と解説


ゴッホは生涯に40数点の自画像を描いた。こんなに多くの自画像を描いた画家は、ほかにはレンブラントがあるくらいである。レンブラントは、10代の駆け出し時代から63歳で死ぬまで、生涯の節目節目に描いたのだったが、ゴッホの場合には晩年のわずか3年半ほどの期間に集中している。すなわち、パリに出て来た1886年の春から、サン・レミの病院に入院していた1889年秋までの間である。この短い期間にゴッホは、それこそつかれたように、鏡に映った自分の肖像を描き続けたわけである。

ゴッホは37歳の若さで自殺したということになっているが、本格的に絵を描き始めたのは27歳を過ぎてからである。したがって彼の画業はせいぜい10年ほどの短い期間に過ぎない。そのなかでもオランダで過ごした前半の6年間は習作の域を脱せず、彼の才能が本格的に花開くのは、パリにやってきてから以降のことである。したがって、短い期間の画業のうちでも、ゴッホらしい画業は最後の4年ほどの間に達成されたのである。そのゴッホらしい作品の一部を飾るのが、一連の自画像なのであった。

ゴッホはなぜこんなにも自画像を描いたのか。いろいろな説明がなされてきたが、そんな説明よりも、自画像そのものが、それを描いた時のゴッホの内面の動機を物語っているといえる。だから鑑賞者は、それらの自画像を無心に眺めるがよい。以下、ゴッホの自画像のうち24点を選び、それを年代順に見ながら鑑賞し,適宜解説を加えたい



ゴッホの自画像1
黒いフェルト帽の自画像:ゴッホの自画像2
パイプをくわえた自画像:ゴッホの自画像3
自画像:ゴッホの自画像4
グレーのフェルト帽の自画像:ゴッホの自画像5
自画像:ゴッホの自画像6
自画像:ゴッホの自画像7
自画像:ゴッホの自画像8
グレーのフェルト帽の自画像:ゴッホの自画像9
自画像:ゴッホの自画像10
自画像:ゴッホの自画像11
麦わら帽子をかぶった自画像:ゴッホの自画像12
麦わら帽をかぶった自画像:ゴッホの自画像13
麦わら帽をかぶった自画像:ゴッホの自画像14
自画像:ゴッホの自画像15
イーゼルの前に立つ自画像:ゴッホの自画像16
仕事に出かける画家:ゴッホの自画像17
ポール・ゴーギャンに捧げる自画像:ゴッホの自画像18
自画像:ゴッホの自画像19
パイプを咥え耳に包帯をした自画像:ゴッホの自画像20
耳に包帯をした自画像:ゴッホの自画像21
自画像:ゴッホの自画像22
自画像:ゴッホの自画像23
ゴッホの最後の自画像



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